信頼区間の基本的な考え方

あけましておめでとうございます。2013年が始まりました。今年の最初は信頼区間の定義についてです。


【参考文献】
東京大学教養部統計学教室(1991) 『統計学入門』 東京大学出版 225pp.
松原望(2007)『入門 統計解析 医学・自然科学編』東京図書 178pp.


#### texのソースコード #####


% interval.tex
\documentclass[a4j]{jarticle}
\usepackage{amsmath}
\begin{document}
区間推定は、真のパラーメーター(母数):$\theta$が、ある区間$(L,U)$に入る確率を$1 - \alpha$以上に保証する方法である。すなわち、
\begin{eqnarray*}
P(L \leq \theta \leq U) \geq 1 - \alpha
\end{eqnarray*}
となる確率変数$L, U$をサンプルの関数として求めるものである。$L$を下側信頼下界 lower confidence limit, $U$を上側信頼下界 upper confidence limitと呼ぶ。
また、$1 - \alpha$のことを信頼係数と呼び、通常は0.95、0.99に設定されることが多い。区間$[L, U]$を$100(1- \alpha)\%$区間と呼ぶ。
信頼区間を求めるには、$\bar \theta$の標本分布から求める。
\pagestyle{empty}
\end{document}


$ platex interval.tex
$ dvipdfm interval.tex

Macのデフォルトで入っているviewerにて必要な範囲をpng形式ファイルにしました。