生物の化学的な特徴については興味深い点が多いです。
生物は物質としてみたとき、地球表面にある軽い元素が主たる構成元素です。
特に、地殻にはケイ素が多いのに対して、ヒトの体には炭素が多いのが特徴です。これは、生物の体が有機化合物で構成されていることを反映しています。
地殻にも人体にも酸素分子が水分子の形で多量に含まれています。火星上の生命の有無を議論するときに表面に水流の痕跡があるかどうかが議論されるのはこのようなところから来ているのではないでしょうか。
井出利憲j「分子生物学講義中継 生物の多様性と進化の驚異」羊土社 2010 12pp
#####以下Rのソースコード#####
png("earth.png")
slices <- c(47, 28, 8, 5, 4, 3, 3, 2)
lbls <- c("O", "Si", "Al", "Fe","Ca", "Na", "K", "Others")
pct <- round(slices/sum(slices)*100)
lbls <- paste(lbls, pct) # add percents to labels
lbls <- paste(lbls,"%",sep="") # ad % to labels
pie(slices,labels = lbls, col=rainbow(length(lbls)),main="The element of earth")
dev.off()
png("body.png")
slices <- c(63, 20, 9, 5, 1,2)
lbls <- c("O", "C", "H", "H","Ca","Others")
pct <- round(slices/sum(slices)*100)
lbls <- paste(lbls, pct) # add percents to labels
lbls <- paste(lbls,"%",sep="") # ad % to labels
pie(slices,labels = lbls, col=rainbow(length(lbls)),main="The element of human body")
dev.off()