Day8 Raspberry Piと無線LAN

Raspberry PiにUSB無線LANを接続する方法を書きます。

今回は以下のハードウェアを使用します。
・Raspberry Pi model B R2
・Buffaloの無線LAN子機(WLI-UC-GNM : http://www.amazon.co.jp/BUFFALO-%E7%84%A1%E7%B7%9ALAN%E5%AD%90%E6%A9%9F-%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB-11n%E6%8A%80%E8%A1%93%E3%83%BB11g-WLI-UC-GNM/dp/B003NSAMW2/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1392612374&sr=8-1&keywords=WLI-UC-GNM)

無線LANの子機は様々な会社から様々なブランドのものが販売されています。しかし、その核となるコントローラチップを製造している肝心のベンダーの数はずっと少ない。そこで、WLI-UC-GNMの採用しているチップを調べて、それに合わせてファームウェアをインストールすれば、無線LAN子機のコントロールが可能となるのである。結果から言うと、今回はralinkという会社のチップが使用されており、デフォルトでralink社のコントローラ対応のファームウェアはインストールされていた。そのため、特に新たにファームウェアを入れる必要はありませんでした。

次は、無線LANの設定についてです。実は、CUIで巷に出回っている情報を元に、かなりトライしましたが、はまってしまい、結局成功しませんでした。

結局、VNC接続で一度GUIでログインして
「WiFi Config」-> 「Scan」-> 表示されたネットワークリストの中で自分が接続したいものをダブルクリック -> 「PSK」に無線LANのパスワードを入力 -> トップ画面で「Connect」をクリック。

あとは、再起動すれば、有線LANを抜いた状態でも自動的に無線LANで接続できるようになっています。

【参考文献】
『お手軽ARMコンピュータ ラズベリー・パイでI/O』CQ出版株式会社 2013
Eben Upton、Gareth Halfacree著、株式会社クイープ訳『Raspberry Piユーザーガイド』インプレスジャパン 2013
Japanese Raspberry Pi Users Group『Raspberry Pi[実用]入門』技術評論社 2013
nekosan『「Raspberry Pi」でつくる電子工作』工学社 2013