##############セルフ・コンパイラ(1.1.6)###############
Xcodeを入れてあれば、Macであらたにセルフ・コンパイラをインストールする必要は無い。
##############クロスコンパイラ・コンパイラ(1.1.7)###############
こちらの二つのサイトの実行例を大部分参考にして進めました。
#クロスコンパイラをインストールするディレクトリを作成
cd ~
mkdir 12step
cd 12step
mkdir build src tools
#ディレクトリ構成はこんな感じ
#buildはインストールツールをビルドする場所、srcはこれから開発するプログラムを億場所、toolsはクロスコンパイラなどをおいておく場所。今回のプロジェクトが終了したら、~/12stepをまとめて消去すれば、環境を元に戻す事ができる。
sudo port install tree
tree 12step
#ソースコードのダウンロード
cd ~/12step/build/
curl -O http://ftp.gnu.org/gnu/binutils/binutils-2.19.1.tar.bz2
curl -O http://ftp.gnu.org/gnu/gmp/gmp-5.0.5.tar.bz2
curl -O http://www.multiprecision.org/mpc/download/mpc-0.9.tar.gz
curl -O http://ftp.gnu.org/gnu/mpfr/mpfr-3.1.1.tar.gz
curl -O http://ftp.gnu.org/gnu/gcc/gcc-4.7.1/gcc-4.7.1.tar.gz
#現在のディレクトリはこんな感じ
tree ~/12step
################これからそれぞれのツールをインストールしていく(1.1.8)############
#################binutilsのインストール(1.1.8)#################
#binutilsとはGNUが提供しているプログラミングに必要なツール群である。様々なオブジェクトファイルや、アセンブラ、リンカが含まれる
#ソースコードのアーカイブを解凍して、ディレクトリに入る
cd ~/12step/build
tar jxvf binutils-2.19.1.tar.bz2
cd binutils-2.19.1
#--target=h8300-elfとは、H8のクロス開発用にbunutilsをビルドするということ
#--prefix=$HOME/12step/toolsとは、インストール先の指定を表している
#--disable-werrorは一部の環境ではビルドエラーを会費できるようである
./configure --target=h8300-elf --disable-nls --disable-werror --prefix=$HOME/12step/tools
#makeではエラーログらしきののが出るが、怯まずに前へ進む
make
make install
#tools以下に新しくディレクトリができて、インストールが成功していることが確認できる
tree -L 2 ~/12step/
# tools/bin以下には各種ツールがインストールされている
ls ~/12step/tools/bin
【参考文献】
坂井 弘亮『12ステップで作る組込みOS自作入門』カットシステム 2010