Day18 Raspberry PiのIPアドレス固定方法

Raspberry PiのIPアドレス固定を行う方法には次の二つがある。
(1)Raspberry Piの/etc/network/interfacesファイルの設定
(2)ブロードバンドルータのdhcpの設定


(1)Raspberry Piの/etc/network/interfacesファイルの設定
/etc/network/interfacesをルート権限にて編集を行う。dhcpはコメント合うとして、新たにstaticを割り当てる。
この場合、モバイルルータの設定は行わないので、DHCPにより他機に対してリースされたアドレスがRaspberry Pi自身で定めたIPアドレスとバッティングしないように、Raspberry Pi自身の設定は、できるだけ大きいものにするのがよい。さらには、DHCPで割り当てるIPアドレスの範囲を限定するような設定をモバイルルータ内で行う事ができれば、raspberry piとの衝突は避ける事が可能である。

(2)ブロードバンドルータのdhcpの設定(オススメ)
DHCPにおいて特定のコンピュータに固定のIPアドレスを割り当てたい場合は、IPアドレス払い出しの予約が可能である場合が多い。具体的な方法は、ルータごとに異なる。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/542dhcpaddr/dhcpaddr.html
WHR-G301NではDHCPリースの画面の中に「手動割当に変更」があるので、それをクックする事で、IPアドレスを選択的に固定することができる。または「リース情報の新規追加」で、IPアドレスとMACアドレスを追加すればよいです。
【参考文献】
日経Linux『誰でもできる! Raspberry Piで楽しもう』日経BP社 2013