そのため、サードパーティーを利用してRをインストールしてあげる必要があります。
epelというサードパーティーリポジトリにRが収録されているそうです。
今日はそのための方法を書きます。
#OSのバージョンを調べる
$ cat /etc/redhat-release
CentOS release 5.7 (Final)
#管理者権限で、epelリポジトリを登録する
$ sudo rpm -Uvh http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/5/i386/epel-release-5-4.noarch.rpm
#epelレポジトリの追加を確認する
$ sudo yum repolist
repo id repo name status
CRAN http://cran.md.tsukuba.ac.jp/ 5
base CentOS-5 - Base 3,591
epel Extra Packages for Enterprise Linux 5 - x86_64 7,107
extras CentOS-5 - Extras 273
updates CentOS-5 - Updates 770
#あとはyumを使ってインストールするだけ
$ sudo yum install R
#最後はepelレポジを無効化しておきます。
#サードパーティーは必要に応じてつか
$ sudo vim /etc/yum.repos.d/epel.repo
1 [epel]
2 name=Extra Packages for Enterprise Linux 5 - $basearch
3 #baseurl=http://download.fedoraproject.org/pub/epel/5/$basearch
4 mirrorlist=http://mirrors.fedoraproject.org/mirrorlist?repo=epel-5&arch=$basearch
5 failovermethod=priority
6 enabled=1 ########ここを0に変更#########
7 gpgcheck=1
8 gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-EPEL
#以下のオプションをつければ、epelを無効化している状態でも必要に応じて、使用することができる。
–enablerepo=epel
#epelレポジトリの無効化を確認する
$ sudo yum repolist
repo id repo name status
CRAN http://cran.md.tsukuba.ac.jp/ 5
base CentOS-5 - Base 3,591
extras CentOS-5 - Extras 273
updates CentOS-5 - Updates 770
#Rの動作をチェックします。
$ R --version
R version 2.15.1 (2012-06-22) -- "Roasted Marshmallows"
Copyright (C) 2012 The R Foundation for Statistical Computing
#つい最近のバージョンが入っていることがわかりました。
#起動します。
$ R
R version 2.15.1 (2012-06-22) -- "Roasted Marshmallows"
Copyright (C) 2012 The R Foundation for Statistical Computing
ISBN 3-900051-07-0
Platform: x86_64-redhat-linux-gnu (64-bit)
Rは、自由なソフトウェアであり、「完全に無保証」です。
一定の条件に従えば、自由にこれを再配布することができます。
配布条件の詳細に関しては、'license()'あるいは'licence()'と入力してください。
Rは多くの貢献者による共同プロジェクトです。
詳しくは'contributors()'と入力してください。
また、RやRのパッケージを出版物で引用する際の形式については
'citation()'と入力してください。
'demo()'と入力すればデモをみることができます。
'help()'とすればオンラインヘルプが出ます。
'help.start()'でHTMLブラウザによるヘルプがみられます。
'q()'と入力すればRを終了します。
#うまくいきました。