Day10 手動でLチカ

Raspberry PiでLチカ(LEDチカチカ)を行う前に、乾電池を電源とした原始的なシステムを構築して、Lチカを行ってみました。


【道具】
SWITCH SCIENCEの「Arduinoをはじめようキット」に付属
・ブレッドボード x1
・ジャンパーワイヤー(オス-オス)x2
・赤色LED x1
・330Ωの抵抗

イオンのトップバリュー
・アルカリ乾電池(1.5V) x2

回路図は以下の通り。(※抵抗の数値が誤っている)
そして、これがブレッドモードを利用して、実際に電子回路を構成したところ。ジャンパーワイヤーが乾電池の陽極に接していないので、LEDが点灯する事は無い。
ジャンパーワイヤーを電池の陽極に接触させることで、LEDに通電し、LEDが光を発する。



乾電池の陽極にジャンパーワイヤーを接触させたり、させなかったりを手動で繰り返せばLチカになるわけだ。
一方、Raspberry PiでLチカを行う場合、ソフトウェアのレベルで回路を制御して、LEDに通電する場合と通電しない場合を決定している。
素手で行う事が可能な作業を、ソフトウェアが肩代わりしてくれるのである。これがコンピュータシステムの本質的な部分である。ソフトウェアは、私たちの大脳と、ハードウェアの間のインターフェースと考えるとよいかもしれない。

【参考文献】
Massimo Banzi (著), 船田 巧 (翻訳)『Arduinoをはじめよう 第2版』2012